神との対話・第1巻3章より、“あなた”について

ポイント:

・『神との対話』は、性善説らしい。

■ 1. “あなたがた”についての引用

・あなたがたは善であり、慈悲であり、同情であり、理解だ。
 あなたがたは平和であり、喜びであり、光だ。
 あなたがたは赦し(ゆるし)であり、忍耐であり、
 力であり、勇気であり、苦しいときの援助者であり、
 悲しいときの慰め手であり、傷ついたときの癒し手であり、
 迷ったときの教師だ。
 あなたがたは最も深い智恵と真実、最も偉大な平和と愛だ。
 あなたがたはそういう者なのだ。
 そして、たまには、自分がそういう者だと気づくことがあった。
 これからは、いつも、自分はそういう者だと理解していなさい。
 (神との対話1の文庫版 P148ーP149)

□ 私の理解

・人間の本質を論じたもので、特に有名なのは、

  孟子の性善説:人間の本性は善である
          → 先天的に有する仁・義を発揮させる
  荀子の性悪説:人間の本性は悪である
          → 礼法による秩序の維持を重んじる

 という、2つの説かな? と思います。
 そして、『神との対話』のニール氏の神のスタンスは、
 「人間の本性は善である」という、孟子の性善説に近い、
 と言えるように思います。

・『地上最強の商人 』『この世で一番の奇跡 』などの
 ベストセラーを残したオグ・マンディーノは、
 『この世で一番の贈り物 』の中で、

  「成功の鍵は、潜在意識という
   わたしたちの神秘的なもう一つの心に、
   くりかえし適切な肯定的暗示をあたえることである」

 と、述べています。
 私は、『神との対話』の東京のスタディグループに参加しており、
 このページの冒頭で引用させて頂いた、

 「あなたがたは善であり、慈悲であり・・・
  ・・・あなたがたはそういう者なのだ。」

 という部分を、

 「私は善であり、慈悲であり・・・
  ・・・私はそういう者なのだ。」

 というように、一人称に変更したものを、
 手帳に書き写して、毎日読み上げるようにしていますが、
 これは、オグ・マンディーノが言う「適切な肯定的暗示」の中でも、
 最高の「肯定的暗示」ではないかな? と考えています。

※『神との対話』からの引用文は、
  『神との対話(1) 』、ニール・ドナルド・ウォルシュ 著、
    吉田利子 訳、サンマーク文庫

 オグ・マンディーノの言葉は、
  『この世で一番の贈り物 』、オグ・マンディーノ 著、
    菅靖彦 訳、PHP文庫、P197ーP198

 から引用させて頂きました。

 孟子の性善説と、荀子の性悪説の部分は、
  『広辞苑 第五版 』、新村出 編、岩波書店、P1459 と P1472

 を参考にさせて頂きました。